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1円玉と10円玉でつくる電池


1799年、ボルタは「異なる金属が水溶液を通して触れ合うと電気が起こる」と考え、「ボルタの電池」を発明しました。
銀と亜鉛の板の間に水で湿らした布をはさんで初めての電池をつくったのです。
電池になる金属は銀と亜鉛の組み合わせには限りません。
電気を通す液(電解液)に、2種類の金属をひたせば電池が出来るということは・・・アルミニウムと銅、つまり1円玉と10円玉でも電池をつくることができるのです。方法は、塩水でしめらせた紙で隔離するだけです。
電気量テスターをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。
このボルタの電池は、少し時間が経過すると、気泡が正極表面を包んだり、生成イオンが電流の流れを妨害するなどして電流が流れなくなってしまいます。
現在販売されている電池の原理と同じですが、様々な工夫がなされているので長持ちするのです。
 

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