ブログ
12.112009
LED照明で省エネ
地球温暖化を始めとする環境問題が世界で注目さている現在、世界各国がCO2(温室効果ガス)削減に取り組んでいることは皆さんご存じですね。
CO2(二酸化炭素)は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスです。人間活動に伴う化石燃料の消費とセメント生産および森林破壊などの土地利用の変化が、大気中の二酸化炭素濃度を増加させつつあります。工業化時代以前からの大気中の二酸化炭素濃度の増加の75%以上が化石燃料の消費やセメント生産によるものです。残りの増加は、農法の変化による寄与を含めて、森林破壊を主とした土地利用変化(と関連するバイオマス燃焼)によるものです。これらの増加はすべて人間の活動に起因します。(参照:気象庁「温室効果ガスによる基礎知識」)
私たちの生活で必要不可欠な照明も、地球温暖化の原因の一つです。
そこで、照明器具の消費電力を削減するために注目されているのが「LED」です。
LEDの優れた特徴
- 長寿命性
LEDの平均寿命は、LEDの色種・使用方法及び条件によって、耐用時間数は大きく変わりますが、35000時間~100000時間といわれています。 - 低消費電力
必要とする照度によって大きく変わりますが、電力消費量は電球と比較すると10分の1、蛍光灯とは2分の1程度といわれています。 - 小型化
いままでの電球では不可能だった小型(薄型)化・軽量化が可能です。 - 指向性・視認性
所定角度の範囲で照射するので、スポット的な活用も可能。また、電球やネオンに比べ輝度が高く、日中の視認性が非常に優れています。
次世代の照明として、期待されているLEDは、まだ技術的な課題、価格の問題(高価である)など克服すべき課題があることは事実ですが、「誰もが出来る地球温暖化対策」の一つであることは間違いないと思います。