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電力会社はなぜ「節電」を呼び掛けるの?

電力会社は、よく「節電」を呼び掛けていますよね。
なぜ民間会社なのに「電気」が売れすぎると困るの?と疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。ちょっと不思議ですよね。
それを解くカギが使用電力の分布です。
電力需要が時間的・季節的に一定ではなく、極端に多かったり少なかったりするわけです。
例えば、夏の暑い日には、午後2時頃と午前2時頃では、二倍近くの電力需要になります。
電力会社としては、最大電力需要に合わせて発電所を建設しておかないと、需要のピーク時に電圧が低下したり、停電などの問題が発生します。
しかし、一時的な需要のために莫大な投資をして発電所を建設しても元が取れないので、電力会社は、設備投資を少なくする為に節電を呼び掛けるのです。
夜間の電気料金が割引されるのも同じ理由です。
 

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